痴漢冤罪(ちかんえんざい)の戦慄すべき実態
●「痴漢行為で逮捕」は1990年代から 警察庁では1990年代後半から「痴漢撲滅キャンペーン」を展開、それまで口頭注意で済ましていた痴漢行為の犯人を逮捕・起訴する方針を打ち出した。このキャンペーンは現在も続いており、多く…
●「痴漢行為で逮捕」は1990年代から 警察庁では1990年代後半から「痴漢撲滅キャンペーン」を展開、それまで口頭注意で済ましていた痴漢行為の犯人を逮捕・起訴する方針を打ち出した。このキャンペーンは現在も続いており、多く…
(承前 「なぜ成年後見監督人を強制されなければならないのか(前編)」より) ●終焉を迎えた過払い請求 最高裁判決をきっかけに多発した過払い請求の実態は、「法曹関係者による法曹界への利益誘導」の先駆けというべきものだった。…
●家裁からの「成年後見監督人」選任要求 筆者は2006年から認知症の母の成年後見人を務めている。 2014年7月、千葉家庭裁判所松戸支部より「事務照会書」と題した書類が筆者宅に送られてきた。 内容は以下のようなものだった…
(承前 「成年後見の申し立ては、慎重の上にも慎重に(中編)」より) ●専門職後見人の被後見人への侮蔑的態度 現在の後見制度は、2000年の介護保険の制度化に合わせて創設されたものである。 それまでは認知症の人に対しては禁…
(承前 「成年後見の申し立ては、慎重の上にも慎重に(前編)」より) ●闇に包まれる専門職後見人報酬の実態 後見人申立業務に対して異常な高額請求が行われていることを先に指摘した。しかし実際には入口で必要な費用より、長期間に…
●この投稿のきっかけ 先年、「一般社団法人 後見の杜」を主催する宮内康二代表の知己を得て、日本の成年後見制度の現状についてくわしくお話をうかがう機会があった。 宮内代表は早稲田大学卒業後、米国南カリフォルニア大学に留学。…