小説 青空少女隊

『小説 青空少女隊』

徳間書店 1994年 文庫

【ストーリー】

飛行機が大好きで航空自衛隊の整備員になったオタクの石動(いするぎ)三曹。彼の配属先は初の女性飛行士のみによるアクロバットチーム設立をめざす801TTSだった。女の園に放り込まれて翻弄されながらもチーム立ち上げに奮闘する石動。だが彼らの前に上官の壁が立ちふさがる。

【作品解説】

漫画家・清水としみつ先生作の自衛隊漫画のノベライズ。原作が徳間書店で、アニメ化をきっかけにノベライズされることになり、旧知のアニメージュ編集部の編集者から話がきたもの。
原作を読んでハマってしまい、気合を入れて書いたはいいが、入れ込みすぎであちこちに多大な迷惑をかけてしまった。
ノベライズをきっかけに空自の取材をしたり、アニメのプロデューサーに連れられて航空祭に出かけたり、清水先生に推薦いただいてアニメの最終話のシナリオを担当したりと、大変思い出深い作品。
こういう話、また来ねーかな。